タゴールの「祈り」

 

 

E.キューブラー.ロスの「死ぬ瞬間 死とその過程について」という書物は

人が「悪いこと」を受容するまでの過程を示してくれます。

つまり「もっとも悪いこと」である「死」を受容するまでの過程です。

 

 

今日はそのお話ではなく、その本の各章の冒頭の扉に

インドのノーベル文学賞作家タゴールの詩があるのを紹介したいと思いました。

タゴールの詩は、昔から好きで、特に次の詩は人としてどうありたいかを切実に示してくれています。

 

 

危険から守られることを祈るのではなく、

恐れることなく危険に立ち向かうような人間になれますように。

 

痛みが鎮まることを祈るのではなく、

痛みに打ち勝つ心を乞うような人間になれますように。

 

人生と言う戦場における盟友を求めるのではなく、

ひたすら自分の力を求めるような人間になれますように。

 

恐怖におののきながら救われることばかりを渇望するのではなく、

ただ自由を勝ち取るための忍耐を望むような人間になれますように。

 

成功のなかにのみ、あなたの慈愛を感じるような卑怯者ではなく、

自分が失敗したときに、あなたの手に握られていることを感じるような、

そんな人間になれますように。

 

ルビンドラナート・タゴール

『果実採り』より

 

お知らせ(第3報)いよいよ明後日です。勉強会&意見交換会

 

おはようございます。

いよいよ今週木曜日、6月13日に

「第1回 オーバーナイト&在宅血液透析勉強会&意見交換会」を予定しています。

( 詳細はこちら→お知らせ(第2報) )

 

 

今、そのもととなるプレゼンを準備しているところですが

第1回である今回は、いきなり各論に持っていくよりも

「なぜオーバーナイト透析なのか」

「なぜ在宅血液透析なのか」

という本質的なところで、意見が交わせたらいいなと思っています。

 

 

問題の本質が共有できれば、方法などは自由な発想で後づけすることもできるでしょう。

目的がしっかりしていれば、オーバーナイト透析や在宅血液透析は

手段に過ぎないことも明らかになってくるのではないかと思っています。

 

 

第1回の意見交換会が活発な場になることを

心の底から望んでいます。

 

 

NEC_0391 

子どもの たぬき寝入り

 

 

ラジオを聴いていたら、ほろっとくる放送がありました。

少し長めのお話だったので、番組の一部だったかキャンペーンCMだったのかは、最後までわかりませんでしたが。

 

 

幼い頃の回想です。

働いている母親が仕事から帰ってくると、毎晩、自分の寝室をのぞいてくれるのだそうです。

そして、掛け布団をかけ直してくれることが嬉しくて

寒い思いをしてでも、わざと掛け布団をずらして準備をしておくのだというお話でした。

 

 

ずっと後になって、母親とその話をしたときに

「どんなに疲れて帰ってきても、あなたの寝顔を見たら疲れがなくなったものよ。」

たぬき寝入りをしていたことも、承知していたというお話です。

 

 

こういう経験って、自分だけじゃなかったんだと、ふっと笑みがこぼれました。

 

 

たぬき寝入りというのは、もちろんウソ寝のことです。

なんとなくずるそうなイメージもありますが

子どもは親の愛情を受けたくて、寝たふりをするものですね。

 

 

私も幼稚園に入る前の頃、遠出した後に、自宅に戻るバスの中で

家が近くなったなと思ったら、眠くもないのに寝たふりをした覚えがあります。

 

バス停から、父におんぶしてもらうことが楽しみなのでした。

父は、私の下手なたぬき寝入りを見破っていたと思うのですが

背中の私に、語りかけながら、おんぶしてくれていました。

 

 

自分の子どもが、たぬき寝入りする時期はもう過ぎてしまいましたが

その気持ちがわかるだけに、幸せな気持ちになるのですよね。

 

子ども達のたぬき寝入りって、

どうしてこうもう親心をくすぐるのでしょう。

 

flower0514

 

かりゆしウエア

 

ついに、私もかりゆしウエアのデビューを果たしました。

 

今までポロシャツを愛用していたのですが

さすがにそれでは失礼になるような人物、場、機会に出会うことが多くなってきたため

沖縄県の正装中の正装。

沖縄県知事も愛用のかりゆしウエアです。

 

 

変化球が好きな人間ですので、開襟でなくスタンドカラーのタイプにいたしました

色は青空をイメージするブルーです。

 

あまり外見にこだわらないタイプだったのですが

少しは周りに迷惑をかけないように、見苦しくないように気をつけないと…。

DSC_0018

 

 

「ショーシャンクスの空に」

 

 

この映画は、DVDを観て好きになりました。

この作品自体、映画収支は赤字だったというお話が伝わってきますから

映画館で観ることもなかったのでしょう。

 

 

けれども、大好きな映画のうちのひとつになりました。

「ショーシャンクスの空に」は原作がスティーヴン・キングの中編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」です。

 

観た直後に誰かが「実話だよ」と言ったら、そのまま信じたかも知れません。

それほど、この主人公に強い憧れがあります。

 

というのは、あれほどの過酷な状況にありながら

決して希望を失わず、あることを備えていた。

 

彼の気持ちに想いを馳せるとき、人間のもつ素晴らしさに感動するのです。

 

 

本音でぶつかるということ

 

「人の和」というものは信頼関係がベースなのだと思います。

信頼関係があれば、本音でぶつかることができます。

問題点や間違いに気づいたら、相手との信頼関係が構築されていれば

どんどん指摘しあうことができるでしょう。

 

けれども、信頼関係がなければ

嫌われたくないという理由で、意見を言わずに済ませてしまうでしょう。

 

本音でぶつからないチームワークは、うわべだけをとりつくろう気味の悪さが漂います。

薄ら笑いの仮面がならぶ無機質を強調したメッセージ・アートのようです。

本音とは本心・誠意をこめること。

相手に対しての誠実な想い。

 

 

曖昧にすることは、相手を信頼せず「どうでもいい」と突き放していることです。

「愛情」の反対語の「無関心」を態度で示しているものです。

 

嫌われることを半ば承知で (でも本当は嫌われたくないですよね)

問題点を指摘する人間は素晴らしいと思います。

相手に対しても、何より自分に対しても誠実な人なのだと思います。

 

DSC_0007 

サッカー日本代表のメンタリティ

 

日本サッカー代表がやってくれました。

ワールドカップアジア最終予選。

 

昨日のスポーツ新聞は、これ一色でしたね。

 

それにしても!

本田選手のメンタリティには敬服します。

 

本田選手といえば、2011年のアジアカップ カタール大会の日韓戦で

PK失敗のこぼれ球を細貝選手に押し込んでもらったという記憶もあります。

私などは、そういう負のイメージをひきずるものですから、見ていて生きた心地がしませんでした。

 

しかし、あの場面で、前を向く強い気持ちは本当にすごいと思いました。

 

理屈ではないですね。

強くあること。

あきらめないこと。

 

見習いたいものです。

 

cat

写真は本文と関係のない猫の写真

 

絵を描くこと

 

次女が、最近はまっているものがあります。

 

ひとつは絵を描くこと。

「病んでいた時に絵を描き始めたら、落ち着いた。」

と言い切ります。

 

自他ともに認める「中二病」です。

 

中二病という言葉を初めて目にした方のために。

Wikipediaの説明が秀逸だと思いましたので、そのまま引用します。

 

中二病(ちゅうにびょう)は、中学2年生頃の思春期にありがちな自意識過剰やコンプレックスから発する、一部の言動傾向を揶揄した俗語である。

基本的には精神的に不安定になる思春期に成長する自意識と残った幼児性の間で背伸びをするような言動。

またそのためにおかしな行動をとってしまうことを言う。 名前に中二と付くが、大人にも使われる。

 

「自意識過剰」と「コンプレックス」

 

私も、きっとまだ中二病だったりするなあ。

 

 

絵のモデルは「薄桜鬼」のキャラクター「原田左之助」

まだ色をつけるにはいたっていないようです。

haradasanosuke 

透析医学会の抄録集

 

6月20日から23日の4日間の日程で行われる

第58回日本透析医学会学術集会・総会の抄録集が届きました。

いつもながら、すごい厚さです。

Book

 

その分厚い抄録集の第1ページには会長の福岡赤十字病院副院長 平方秀樹先生のご挨拶が載っていました。

メインテーマは

「全人力! 科学力! 透析力! for the people

 

 

「科学力に裏打ちされた透析力を結集し、全人力を注ぐ医療を提供できるよう、皆様と一緒に考えたいと思っています。」

私もこのテーマに、すごく共感するものです。

 

 

今年は福岡で開催されるので、沖縄からは割と気軽に参加できます。

と言っても、開業したてということもあって、

今年1年は代診の先生を立てずに、できるだけクリニックを空けないつもりでいるので

土曜日の診療が終わってから、夜に福岡入り、日曜日丸1日のみを参加の予定です。

 

 

幸いに日曜日の午後にお目当てのシンポジウムがありました。

「長時間透析~より良い透析医療の普及のために~」

パネリストの先生方は坂井瑠実先生をはじめ、すでに実績のある方々ばかりです。

楽しみに、しっかりと勉強させていただきたいと思っています。

 

 

熱中症に注意しましょう!

 

6月は熱中症が心配になってくる季節です。

 

 

私自身、昨日は自治会の草刈り清掃の日だったのですが

午前中の2時間の作業だけで、グダグダになっていました。

太陽の下で作業をすることに慣れていないということもありますが

昨日は急に暑い日になっていましたね。

 

 

下のグラフは厚生労働省が発表している「熱中症による死亡災害の月別発生状況(平成20~22年)」のグラフです。

03

8月がピークですが、6月から発生しているのがわかります。

そして、下のグラフが「作業開始からの日数別発生状況(平成21~23年)」です。

 05

10日目以降は数の合計ですから、省略するとして

傾向として、初日、あるいは、3日目以内に発生が多いのがわかります。

暑熱環境に慣れていない時期が最も多いのです。

人間の体は、暑さに慣れるのに、約10日間を要するといわれています。

それまでは、熱中症に誰でもなりうるのです。

 

 

熱中症に気をつけたい直近の気象条件として

1)湿度が高いこと

   湿度が高いと25℃以下でも発生します。

2)急に暑くなった

   体が慣れていない梅雨明け、梅雨の中休み要注意!

3)熱帯夜の翌日

   夜に体温が十分に下がらないのは要注意です。

まさしく、沖縄は今がその季節ですよね!

 

 

対策としては、作業前や作業中の健康確認をすること。

水分だけでなく、塩分の補給 (梅干しなどいいですよ!)

がぶ飲みしないで、ゆっくり飲むのが良いとされています。

 

ノドが渇いてから水分補給は遅いと言われていますので

(水分を飲んでから体に吸収されるのに20分かかると言われています。)

作業前に1杯、ノドが渇く前に1杯を飲みましょう!