「喜びは創りだすもの」 ターシャ・テューダ

NHKのテレビで放送されたものを以前に観たことがあって

同じものをまた観たいと思わせるような内容でした。

 

  喜びは創りだすもの ターシャ・テューダ四季の庭

 

自然の素晴らしさを描いたドキュメンタリー映画はたくさんありますし、それももちろん感動しますが

自然の掟に生きる野生動物や、そこに立ちはだかる自然の雄大さや荘厳さなどが前面に描かれていると

畏怖(おそれこわい)の念だけが心にあふれてしまいます。

 

残念なことですが、私の日常とは遠くかけはなれた存在として捉えてしまいます。

 

「ああ、そういう世界も地球上にはあるんだよな。」

自然との距離が隔たってしまっているのは仕方がないことだと思います。

 

けれども、ここに別のアプローチがありました。

ターシャ・テューダはガーデニングを通して、手をかけ愛でて

美しい自然を創りだしていきました。

自然をより身近に手元にぐいっと引き寄せる感じです。

それでいて、畏敬(おそれうやまう)の念にあふれています。

 

タイトルにあるように「喜びは創りだすもの」として、自然と対峙しています。

「喜びは創りだすもの」

含蓄のある深い言葉ですね。

 

このDVDを観ていると、楽園に対する郷愁というか憧れというのか

きっと本来自分が持っている気持ちが思い出され湧いてくるようです。

いい気持ちです。

 

ターシャが言いました。

 

「人は悲しい話、暗い話が好きだけど、

 この美しい世界にいられる時間は短いのよ。

 それを最大限に楽しまなくては、もったいないわ。

 わたしはそうしています。」

 

 

台風時の診療について

 

台風23号(フィートウ)が沖縄地方に近づいています。

今も、時折強い風が窓を打ち付けています。

週明けには、23号の後を追うように24号(ダナス)が沖縄に接近するようです。

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台風時の診療の再確認です。

 

外来の診療は、沖縄の各機関と同様に、公共交通機関の運行状況で決定します。

テレビやラジオの情報やインターネットでご確認ください。

 

一般社団法人沖縄県バス協会のホームページ

路線バスの運行情報→本島・離島

があります。

 

沖縄県バス協会

 

そこでチェックするとより確かかと思います。

またモノレールの情報はこちらです。

ゆいレール

 

透析も外来診療に準じますが、単に中止とするわけにはいかない場合もあり

より密な連絡が必要になってきます。

 

透析室からの連絡をお待ちください。

 

 

「ユーの月」(幸せの月)

 

沖縄県立宮古病院副院長の本永英治先生から熱いメッセージをいただきました。

昨日10月3日のコメント欄に寄せていただいたのですが、ぜひ広く皆さんの目にとめてほしいと思ったのでここで紹介させていただくことにしました。

まさしく皆さんに「幸せがやって」きますように。

 

 

佐久田先生、ご苦労様です。患者さんのために貢献されていますね。熱い心が伝わってきます。その心は皆さんにも伝わっていることでしょう。

先生の朝方見たお月様はスマイルの形をしていました。宮古島では「ユ-の月」と呼び、春分の日頃には(旧暦3月3日頃)、夕方西の空にその姿を見せます。そして今時分、つまり秋分の日頃には旧暦の8月29日頃、朝方東の空にその姿を見せますよ。

この月を見ると「幸せがやってくる」「ユ-クイ」(ゆ-が来る)と言われ大変縁起の良いものだと、宮古島の100歳近い謝敷マツ婆さまが教えてくれました。この形は船の格好にも例えられ「世積宝船」とも言われています。

先生が眺めたお月様こそ、「ユ-の月」だったんです。北緯23度ぐらいの地域、つまり宮古、八重山で見る月が最も「スマイル」に近い形をとっています。波照間島でみる月の形こそがおそらく杯の形をしたお月さんだったんでしょう!!

私は旧暦の8月28日の早朝4時前に、つまり10月2日早朝にこの月を眺めました。素晴らしい景観でした。冬の六角形の中に木星が輝き、真南の方角にこれまた縁起の良い「長寿星」(カノ-プス)(南極老人星)も輝いておりました。

オ-ルナイトの真夜中はこういった縁起の良い星や月がご覧になれますので、これもまた素晴らしいことですね。ぜひ「長寿星」「南極老人星」も確認されてください。

佐久田先生のますますのご活躍・ご発展を祈っています。

 

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オーバーナイト透析の初日が無事終わりました

オーバーナイト透析の初日が終わりました。

 

沖縄で初めての治療に手をあげてくれた、実際に透析をされた皆さんに感謝したいです。

「初めて」というのは、やはり不安があるものだと思います。

口で言うほど、簡単なことではありません。

 

私たちは勉強をし、そのための研修もし、準備をしてきていますが

実際にオーバーナイト透析を施すのは初めてです。

「生活を取り戻す」という強い目的意識がなければ、スタート時にラインにつくことは躊躇すると思います。

 

「一緒に築き上げていきましょう。協力してください。」

という私の言葉をよく理解してくれて、快く引き受けてくれました。

透析後、早朝に皆さんを送り出す私の気持ちもさわやかでした。

 

けれども、やはり不備はいくつもありました。

これからどんどん改善していかなければなりません。

また、8時間の長時間透析をしてみて、興味深いことも発見しました。

さじ加減がわかるようにコミュニケーションをこれからも密にしていきたいと思います。

 

実際にやってみて一番に思ったこと。

私のような透析医療者がいかに「ぐっすり眠ってもらうこと」に対して無頓着であったかがわかりました。

 

勤務医時代、病棟当直で「先生、患者さんが眠れないと言っています。」とコールされたことが多々ありました。

眠れない状況や環境を考察するよりも、「リスミーを処方しておきます。」と眠剤に頼ることがどんなに多かったことか。

眠れないのは、ベッドサイドの機械音だったり非常灯の明るさだったり、

隣りの人のいびきだったりしたのかも知れません。

あるいは将来への不安だったり、家族への想いだったり

いろんなことが頭の中をぐるぐるとまわりだして止まらなかったのかも知れません。

眠剤は、その場限りにとりつくろうような「手っ取り早い」方法のひとつに過ぎないのでしょう。

 

以前に、透析医療の参考にしたいと抗加齢医学会(アンチエイジング医学会)に入会しました。

透析医療こそアンチエイジングの視点が必要じゃないかと感じたからです。

実際は、それだけではないのですね。

 

今日、また勉強しなければならないことを教えてもらいました。

質の良い睡眠とは何か。

 

奥が深いです。

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写真は、今朝の東の空の写真。グラデーションと遠くに見える三日月が綺麗でした。

 

 

 

本日からオーバーナイト透析を開始します

 

10月2日

いよいよ本日からオーバーナイト透析を開始します。

 

実は本当のところ、今はオーバーナイト透析よりも

週末にかけて沖縄を直撃しそうな台風23号(フィートウ)の進路が気になっているところです。

土曜日の透析ができるのかどうか、進路予想図の推移を見守りながら祈るような気持ちです。

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昨年も開業前に大きな台風が沖縄を襲いました。

ありがたくない話ですが、新しいことを始めようとすると台風がくるというのがジンクスになってきそうです。

 

そんな中で(!?) オーバーナイト透析が今日からスタートです。

どうにか、やっと第一歩を踏み出すことができます。

 

けれども、当初から、「開始すること」が目標にはしていませんでした。

オーバーナイト透析を舞台に、透析者の方々にそれぞれの物語を紡ぎだしてもらうこと。

その物語が、大きなうねりになって同じ境遇の方々を励まし奮い立たせていくこと。

沖縄の青海のようなたくましい潮流となっていくこと。

やっとその前提に立つことができます。

目指すものはまだまだ先にあります。

 

今日は、足元を見つめて、安心、安全の透析をひたすらつとめていきたいと思います。

 

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写真は「(株)旅行透析」からいただいたお祝いのお花です。

サプライズの贈り物で皆喜んでいました。

10月になりました

 

10月になりました。

早々と下半期になりましたね。

 

これからいよいよ始まることもあり、また、核となることを守るために

捨てていかなければならないこともあります。

 

個人と同様、「このクリニックの存在が誰のため、何のために必要か」という問いに

回答を用意しておかなければなりません。

 

以前に紹介したインドの詩人、タゴールの詩です。

 

 私は眠り夢見る。

 生きることがよろこびだったらと。

 私は目覚め気づく、

 生きることは義務だと。

 私は働く ― すると、ごらん、

 義務はよろこびだった。

 

少しでも「問われている存在」を自覚して、前進していきたいと思います。

 

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小学校の運動会

 

日曜日は子どもの運動会に参加してきました。

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幸いに、時々にわか雨が降ったものの、天気にも恵まれてさわやかな運動会でした。

子ども達も、楽しそうに競技や演舞にはりきっていました。

 

PTCAのコーナーでは、バットのぐるぐると縄跳びをかけあわせた競走に参加させてもらいました。

びっくりしたのは私ごときがアンカーをおおせつかったこと。

きっと私の子どもが6年生ということでのご指名だったのでしょう。

 

ご一緒した父兄の皆さんも、練習したこともないぶっつけ本番の競技に緊張しながら待機。

怪我もなく終えたことが何よりでした(笑)

でも、こういう時って実はお父さんよりもお母さんの方が速かったり上手だったりするんですよね。

 

写真は、6年生の親子ダンス。

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腎臓内科医 仲間との会食

 

那覇市&浦添市内の腎臓内科医(透析医)の仲間が

佐久田を励ましてやろうと会食を設けてくれました。

 

気心の知れた仲間たちです。

支えられ、助けられているといつも感謝しています。

 

会が進むにつれて、いつの間にか若い医師たちにどうやって腎臓内科の魅力を伝えていくか。

どうやったら多くの若手医師たちに腎臓内科医を目指してもらえるのか。

そういう熱いお話になっていました。

 

こうやって集まると「次の世代」という言葉を意識した話題になります。

先輩たちから受け継いだものを「次の世代」に。

その底上げをどうやっていこうかということが課題です。

 

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敷居が高い?

 

前々回に慣用表現の誤用についてお話しましたが、話のついでに。

 

良く使う言葉で「それって間違いらしいよ。」という指摘を受けたことがありました。

「敷居が高い」という言葉です。

たとえば、こんな場面で使いますね。

 

友人たちと外食をしようという話になって。

那覇の町を歩きながら、どの店がいいかなと探し歩いている時。

玄関が立派で、見るからに高級そうなお店の前にたどり着きました。

「うわあ。立派な外観だなあ。このお店は敷居が高くて入りにくいね。」

 

この使い方は誤りらしいです。

敷居が高いとは、正しくは

「相手に不義理などをしてしまい、負い目を感じて行きにくい」

という意味なんですね。

本来の使い方から理由の部分が飛んでしまい、「行きにくい」という結果だけが一人歩きしたのだといいます。

ちなみに高級なお店に入りにくいというのは「ハードルが高い」と言うべきらしいです。

 

文化庁のサイトに年代別の使い方の違いについての結果が報告されていました。

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地域医療の連携

 

那覇市立病院の「平成25年度 登録医総会・地域医療連携交流会」に参加してきました。

今回、済生会熊本病院副院長の西 徹先生の特別講演がありました。

「地域連携 ―2025年に地域医療を崩壊させないためのKey word」

熊本での実例を交え、また人口ピラミッドやブランディングのお話など、大変学ぶことが多かったです。

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那覇市立病院では、循環器の「心臓カテーテル治療地域連携パス」など

最近ではクリティカルパスを使用した連携も濃密になっています。

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病診連携が目指すものは、「地域医療への貢献」ということに尽きるでしょう。

地域の方々の健康状態の向上と回復のための対策や活動を、協力し合って貢献すること。

 

チームを組んで、以下のことを医療の現場で達成しようとするものです。

1)より安全で信頼性を高めること

2)より人々に役立てるものであること

3)より患者や家族の感性(好み)にあうこと

 

今は各総合病院には「地域連携室」という部署があります。

患者の気持ちになり、患者の立場、目の高さを理解してくれる部署です。

そこで働くワーカーさんたちは「連携のために何をなすべきか」を共有し、行動を起こしてくれます。

 

安全、安心の医療への貢献に、今後も連携行動をともにしていきたいと思っています。