「ヨッシャー、デキねえ!」

 

YouTubeのある動画を観ていると、YouTuberがこんな感じのことを言っていました。

「できないシチュエーション、できない気持ちを楽しんでほしい。『ヨッシャー、デキねえ!」って喜んでほしい。」

その言葉は、たちまち私をワクワクの気持ちにさせてくれました。懐かしい気持ちです。

 

もちろん、あきらめずに練習していけばできるようになるということが前提のお話です。

超人的な技術や能力が必要なことには当てはまらないのでしょうが、「できないシチュエーションを楽しむ」という感覚は、人生の半ばを越している私の世代にはわかるような気がします。

若い時にはそれがわからずに(多くの先輩達がこれと似たような言葉で諭してくれたのにもかかわらず)どんなに焦りまくって集中力を欠いていたことか。

1年後の自分の姿を思い描くこともできずに自信喪失にもがいていた時代が、いつまで続くのかと絶望していたものです。

けれども、この年齢で「できない」から練習する、練習しているというシチュエーションの当事者の自分が、自分でいうのもおかしいのですが、自分にもそんな健気なところがあったのかと嬉しくなって笑ってしまうのです。

まだまだ、のびしろがあるのかも?

「ヨッシャー、デキねえ!」

なんて素敵な言葉でしょう。

 

 

楽器を手にしてみませんか?

 

「脳科学的に」という言葉はいつの間にかパワーワードになってしまっています。

脳のことについてはまだ解明できていないことが多いというのは薄々感じていることですし、まだ発揮していない脳の潜在能力(そしていつか顕在化してほしい能力)を信じていたい私などには、「脳科学的に良い」と言われた日にはイチコロです。

 

下のTED-Edの動画をごらんください。

楽器を演奏することは、脳が全身運動をしているときのような動きをみせるのだそうです。

楽器の演奏によって、「運動野」「聴覚野」「視覚野」が活性化されます。

そして、演奏することでこれらの領域が連動され、全身運動をしているときと同じような脳の状態になると考えられているそうです。

そのうえ、ミュージシャンは記憶の記銘、貯蔵、想起のサイクルを、より効率的にこなすことができるとも言っています。

 

そういうことを聞くと、新しく楽器を手にしてみたくなりませんか?

三線や大正琴でも良いですね。

 

 

「楽器を手にしましょう」という呼びかけは、何とも素晴らしい響きがあります。

 

 

 

いきなり台風出現!?

 

最近は台風17号の「越境台風」といい、沖縄近海に突然出現した台風18号といい、台風に関して話題に事欠かない印象ですね。

 

沖縄近海にあった熱帯低気圧が、沖縄本島を過ぎた時点で風速17m/s以上になったので「台風」になりました。

台風18号(ルンビア)です。

 

朝からとにかく雨が降るなあと思っていたら、いきなり「この雨って台風ってよ」と言われてびっくりしていました。

 

この雨はしばらく続きそうですね。

地盤がゆるんでいるので、長続きの雨には注意が必要です。

 

 

越境…そしてトリプル台風へ

 

今、台風情報のマップ上では、台風15号(リーピ)、16号(バビンカ)、17号(ヘクター)の3つが存在しています。

 

実はこの17号(ヘクター)は、もともとが西経域で発生した「ハリケーン」だったのですが、東経180度に達して北西太平洋に入ってきたために「台風」となったものです。

2015年にも「越境台風」が発生していて、偶然にも2015年の台風17号がそうでした。

 

ですから、台風の命名の順番通りになっていないのです。

下の表のように、通常だと「バビンカ」の次は「ルンビア」のはずですが、ハリケーンとして「ヘクター」と命名されたためにそのまま台風「ヘクター」となっています。

 

フィリピン近海にも大きな雲が広がっているので、今後台風に発達していかないかと心配しています。

 

Tears in Heaven

 

最近、いろんなことが重なって、この曲をよく聞いています。

エリック・クラプトンの「Tears in Heaven」。

この曲は、当時まだ4歳だった息子をなくしたクラプトンが、息子の死の悲しみを乗り越えるために作ったと言われています。

日本語の訳詞については、こちらを御覧ください。→ 訳詞の世界~Tears in Heaven – Eric Clapton(和訳)

素晴らしい訳詞をつけていらっしゃいます。

 

深い悲しみをどうすれば乗り越えることができるのか。

残された人がどうすれば強く生きていけるのか。

この曲に励まされた人が、世界中にはたくさんいます。

 

https://youtu.be/7g2IlaDLVLo

 

 

ドラゴンフルーツの花

 

実家の庭に生息(?)しているドラゴンフルーツが花を咲かせてくれました。

 

花の寿命が短すぎて私は間に合わなかったのですが、父がスマホで写真を撮ってくれました。

写真を見るだけで、香りが漂ってきそうです。

 

昨年に引き続いての開花です。

昨年のドラゴンフルーツの実はあまりにも小さくてかわいらしかったので、今回こそはと少し期待しているところです。

 

 

ツボにはまる

 

最近、ツボにはまっています。

ツボといっても壺ではありません。

代表的には経穴とも言われる、ツボのことです。

ツボの教科書(もちろん図や写真が豊富なわかりやすい本)を開いてみると、それがなかなか興味深く、面白いのです。

骨や腱、筋肉の走行や皮膚表面の凹凸を手がかりにツボを探していくのですが、自分の体をつかってツボを探していくうちに、思いがけない発見があったりします。

例えば、膝のあたりにある陰陵泉というツボ。

陰陵泉のとり方の説明はこんなふうです。

「脛骨内側縁に沿って近位へ擦上すると、脛骨内顆下縁と脛骨後縁の角を触れる。その陥凹部に取る。」

言われたとおりにすると、確かにあるんですね。

試しに指でちょっと押すと、ツボらしき感触があります。

これがツボかあ、という再発見の喜びがあります。

自分の足の骨や筋肉や腱を触れながらツボを探していくうちに、自分の身体って意外に知らなかったことに気づくのです。

なかなか実践・応用までの道のりは長そうですが、まずは腰や膝の痛みに試してみたいと思います。

 

 

実は昨日、ムーミンの日

 

実は昨日、クリニックのスタッフからも

「先生、今日ムーミンの日ですね!」

と声をかけてもらっていました。

それはずっと心にあったのですが、つい週末の台風情報は大事だから…と、昨日のブログは台風14号(ヤギ)の話題を優先してしまいました。

そうなのです。毎年8月9日はムーミンの日だと決まっているのでした。

詳しくはこちら → 2018 ムーミンの日 ムーミン公式サイト

 

2005年にムーミン60周年を迎えたときに、ムーミンの日を決めて、みんなでお祝いをしようということになったそうです。

それで、ムーミンの日をいつにしようかといろいろと悩んだのだそうですが、最終的にはムーミンの生みの親トーベ・ヤンソンさんの誕生日8月9日に決定したそうです。(その詳細な経緯は上のサイトでご確認ください。)

今や世界的に愛されているムーミン。

周知されるようになったきっかけが日本でアニメ化されたというのもあるのでしょうが、すごく日本文化に溶け込んでいますし、今のゆるキャラ達の原点とも言えます。

こういうイベントは、幸せな気分になりますね。

 

 

台風14号(ヤギ)

 

日本の南の海上に台風14号(ヤギ)が発生しています。

いつもの「週末に最接近」のパターンのようです。

中心気圧が994hPa、中心付近の最大風速が18m/sで、現在のところ暴風域ももっていないようですが、台風は台風です。油断は禁物です。

ひまわり8号の衛星写真を見ると、大きな雲が発達しているのがわかります。

 

台風の被害は風だけではありません。大雨にも注意が必要です。

今後の台風情報に注意していきたいと思います。

 

二兎を追うもの

 

渡辺淳一さんの言葉に、こういうのがあるそうです。

「二兎を追うものは一兎をも得ず。というのは、二兎しか追わないから駄目なんだ。四兎も五兎も追わなきゃ!」

もちろん「二兎を追う者は一兎をも得ず」のことわざから派生しています。

虻蜂取らずと同じ。

欲を出して同時に二つのことをうまくやろうとすると、結局はどちらも失敗することのたとえです。

けれども、上の言葉は決して正しいことわざをからかったりしているのではないのがわかります。

みんな同じような「得ず。」を経験しているはずですから。

一兎に集中してやり遂げることも大切だけれど(それができる人はとても偉いと思うし尊敬するけれど)二兎だのと言わずに、思い切り十兎ぐらいを追いかけてもいいんじゃないか。

私は「兎」を「チャレンジ」に置き換えて読みたいのです。

それで一兎が得られるのならば、大成功のはずです。

 

おそらく私は十兎を追いかけるタイプです。(1回のチャレンジじゃ、とても足りません。)

関心や興味の対象がコロコロ変わりますし、ある日突然それらが融合することもあります。

もちろん霧散することもあります(笑)。

けれども、たくさんのチャレンジは、チャレンジすること自体が生きがいになります。