イソップ寓話 「少年とイラクサ」

今日はイソップ寓話からのお話です。

 

「少年とイラクサ」

 

野原で遊んでいた、ある少年の手にイラクサのとげが刺さりました。

少年は家へと泣きながら走って帰り、母親に言いました。

「何度も刺されたことがあるから、気を付けていたんだ。だから、そうっと軽く触ったんだ。それなのに、とてもひどく刺されたんだよ。」

母親はそれに応えて言いました。

「イラクサが刺したのは、お前がおびえてそうっと触ったからなんだよ。次からはしっかりと勇気をもってつかめば安全につかむことができるよ。それどころか、絹のように滑らかなはずよ。」

 

 

実は、この寓話が何を教訓としたいのか、よくわかっていませんでした。(今もわかっていないのかも知れません。)

 

「勇気をもって毅然とした態度でコトにあたれ!」

あるいは

「何事にも全力を尽くせ!」

おびえず勇気をもって、力を尽くしなさいと言うことなのでしょうか。

 

ちなみにイラクサとは下の写真の植物です。

とげに刺されなくても、触るとかぶれてしまいそうな植物です。

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