コーヒーの適量とは?

 

私にとって、1日のスタートに朝のコーヒーは必須です。

そして、昼のブレイクにもう1杯。コーヒーは私の生活の一部です。

では、1日にどのくらいのコーヒーが身体に良いのでしょうか。

身体に負担がかからない量はどのくらいなのでしょうか。

調べてみると、「1日3杯」が心血管の健康にとって最もバランスが良いとされているようです。

 

この研究では、数千人のコーヒー摂取量と心血管の健康リスクを分析しました。

その結果、1日2〜3杯のコーヒーを飲む人は、心血管疾患(CVD)のリスクが最も低いという興味深い結果が得られました。

具体的には、コーヒーを飲まない人に比べて、心血管リスクが約15%も減少することが示されています。

さらに、糖尿病リスクの低減や血圧の安定化にも良い影響があるとされています。

 

データからも明らかです。

 

上記のグラフは、1日のコーヒー摂取量と心血管リスクの関係を示しています。

ご覧の通り、コーヒーを2〜3杯飲むと心血管リスクが最も低下し、4杯以上ではリスクが逆に増加します。

この「U字型」のリスク曲線が示すのは、適量のコーヒーが心血管の健康をサポートする一方で、過剰摂取が逆効果であるということです。

 

1日4杯以上になると心血管リスクが増加し、カフェインによる不整脈や動悸のリスクも考えられます。

過剰なカフェイン摂取は、逆にストレスを引き起こしたり、睡眠に悪影響を与えたりすることもあります。

 

だからこそ、コーヒー好きの皆さんは、1日3杯を目安に楽しむことが大切です。

朝のリフレッシュに1杯、昼のエネルギー補給にもう1杯、そして午後のひと息に最後の1杯。

このペースが、健康にとってもベストかもしれませんね。

自分に強く言い聞かせているのでした。

 

参考文献:

Coffee’s ‘Sweet Spot’: Daily Consumption and Cardiometabolic Risk – Medscape – September 17, 2024.