しぶとさを身につける

 

AmazonのAIにひっかかるような本を読んだらしく、最近やたらと「ストレスをチャンスに変える」みたいなポジティブ・ワードがあがってきます。

どんな本でひっかかったのか、残念ながらよくわかっていません。

もちろん、「チャンスに変える」なんて、言うほど簡単ではないです。

言い換えれば、「しぶとさ」を身につけているということですよね。

最近の言葉で言うと「アンチフラジャイル」というのかも知れません。

いつの時代でも、「しぶとさ」があれば、どんなにいいかと思います。

まず、しぶとい人は、ストレスに対してポジティブに反応します。

例えば、スーパーに行く途中で渋滞に巻き込まれたとします。

普通ならイライラして一日を台無しにしてしまうかも知れませんが、しぶとい人は違います。

新しいルートを開拓して、その知識を家族と共有し、次回は渋滞を避けられることを楽しみにします。

つまりは、次の困難を待つほどに、その状況に冷静ですし、チャレンジャーなのです。

しぶとく強くなるために必要なのは、次の3つの特質でしょうか。

まず、失敗を恐れないこと

過度に守られていると、ちょっとしたストレスでも耐えられなくなります。

失敗を恐れずに挑戦することです。

次に、失敗から立ち直れること

しぶとく強い人は、失敗しても致命的なダメージを避ける工夫をしています。

例えば、適度なリスクを取ったとしても、危険な状況に陥らないようにセーフティーネットはちゃんと準備しておくものです。

最後に、失敗から学ぶこと

失敗は単なる失敗ではなく、学びのチャンスととらえます。

料理で失敗しても、その経験を生かして、次はもっとおいしい料理を作る方法を学びます。

そして、もうひとつ。

それこそ私の偏見になりますが、しぶとい人は体を鍛えている人が多い気がします。

アントニオ猪木師匠ばりに「元気があれば、なんでもできる!」を地で行くようなしぶとさと言えます。