ある方から自分の長所を見つける方法を教えてもらいました。
わたしには「そんな発想はなかった」と思うのと、「ホントかなあ」と思うのが半々の方法でした。でも、理由を知ると「そうなのかも」と信じてみたくもなりました。
特に自己肯定感の薄い人に有用かも知れません。
その方法とは、自分の周囲にいる人や自分が憧れている人、その時に頭に思い浮かんだ人の長所を紙に書いてみるというものです。
「わたし」の長所ではありません。「わたし」以外のその人の魅力、長所についてノートに書き記すのです。
Aさんは誰かが困った時に、気が付いてさりげなくサポートをしてくれる。優しい、とか。
Bさんはどんな状況にあっても不機嫌になることがない。いつも心が安定している、とか。
AさんやBさんのことを書いてもらったそれらの項目が、実はそのまま「わたし」の長所であるというのです。
そう言われても、にわかには信じられませんよね。誰でも「ない、ない。」と否定したくなります。
けれども、その理由を聞くと「う~ん。そう言われればそうなのかも」と思いました。
それは、AさんやBさんの良さがわかるということは、その良さを「わたし」が持っているから、らしいです。
「わたし」にない要素を、他人に見ることはできません。具体的には、優しさがない人は、人の優しさがわからないものです。
言われてみれば、そうかも知れません。
その人のなかに長所を見つけたのならば、当然「わたし」にもその要素があるということらしいです。
まあ、長所と断言はできないけれど、「そうなりたいと憧れる要素や特性」と言い換えるのなら、素直に肯定したいとも思います。
人の「ほめポイント」を、リストアップしてみても良いかも、ですね。
