映画「BLUE GIANT」

 

休日で時間が空いたので久しぶりに映画館に行ってきました。

恥ずかしながらノーチェックだったのですが、巷の評判を拾うとすごく高評価のアニメ映画です。

「BLUE GIANT」

原作は音が聴こえる音楽漫画として有名ですし、主人公のひたむきさがひねくれたオジさんには少々眩しすぎるストーリーです。

友情や努力をベタにぐいぐいと押し出してくるものに対して、素直に「いい!」と言えなくなっているのは、反省すべき点ですね。

少年であった頃の純粋さが、今も心の隅っこに残るカケラを、恥ずかしがって誰にも知られないようにとムキになっている感があります。

そんな複雑なオジさんの胸を、とことん高鳴らせる素晴らしい映画でした。

音楽は、ジャズピアニストの上原ひろみさん。

それだけでも映画館の音響環境で聴く価値があります。とにかくライブ感が素晴らしい!

ジャズ漫画をアニメ映画化するなんていう発想がそもそもすごいのですが、それを音楽映画として昇華させた熱意と技術がすごいです。

主人公たちが言っていた「カッコいい」映画を見たなあという感想でした。

沖縄では南風原町のサザンプレックスでやっています。