マンガ「あかね噺」

 

落語好きを公言している私としたことが、今頃このマンガの存在に気づきました。

気づいたところで早速コミックの一巻を読んで(Kindleでは3月16日まで期間限定無料で読めました)ちゃんと落語を扱っていることを確認して、既に発刊されている5巻までを大人買いしました。

「昭和元禄落語心中」や「異世界落語」など、今まで落語を題材としたマンガがなかったわけではありません。

けれども、天下の「少年ジャンプ」が連載しているとあっては、読まないわけにはいかないというものです。

「海賊王にオレはなる!」よろしく、主人公の成長、仲間との出会い、ライバルの出現、ラスボスの存在など、考えてみれば、題材が落語というだけで全てがジャンプ的です。

「キャプテン翼」を読んだ世代がサッカー選手になったように、この漫画を読んだ少年少女が落語家を目指す日が来るかも知れません。

ちょうどYouTubeのジャンプ公式チャンネルが「『あかね噺』連載一周年記念」と銘打って「あかね噺の会」の様子を動画にあげていました。

演目は林家つる子さんの「反対俥(はんたいぐるま)」です。

最近は、蝶花楼桃花(ちょうかろう ももか)さん、桂二様さん、立川こはるさんなど、落語界にも面白く素晴らしい女性の噺家さんが登場してきていますね。(桃花さん真打ですから!)

「あかね噺」の主人公あかねが、真打まで登っていけるのか。どんな紆余曲折があるのか、楽しみにしたいと思います。