マンガ「進撃の巨人」

 

今さらながら「進撃の巨人」を読んでいます。

アニメ版も魅力的だったのですが、時間がないのと伏線がどうのというお話を聞いていたので、じっくり読みたくてコミックを大人買いしてしまいました。

以前にも書きましたが、コミックはKindleで揃えることにしています。

紙媒体では保管場所に困ってしまうのと、空き時間にちょっと読みたい時にすぐに取り出せるので便利なのと、巻を跨いで振り返りたい時にもいちいち本棚に向かわなくて済むからです。

「進撃の巨人」は全部で34巻ですから、尚さらです。それを家族で共有していますから、私にとってKindleは重宝しています。

「鬼滅の刃」の時は、なぜだか紙媒体にこだわってしまって、入手に苦労しました。本屋に行っても「在庫なし」の貼り紙ばかりで、「すぐに増刷しないのも戦略なのか?」と勘繰ったものです。

デジタル版がなかった訳ではないのでしょうが、今となっては不明です。

ところで、「進撃の巨人」は、プロットがしっかり構築されていて、感心するばかりです。

多くのSF小説と同様に、大きな嘘はひとつだけ(この場合、巨人が存在する世界)。その他の設定はうるさいぐらい細かく矛盾がないように描かれています。

これは19世紀にエドガー・アラン・ポーが、小説に科学的事実を取り入れることによって物語にリアリティを持たせる技法として確立していたものです。

これが少年誌に載るのですから、日本のマンガ文化は恐ろしいですね。

まだ半分しか読んでいませんが、後半が楽しみです。