ウォーキングのすすめ

 

このコロナ禍で明らかになったことは、人はじっとしていると幸せではなくなってしまうということがわかってしまいました。

2年前のステイホームの時期には、極端に外出の機会が減ってしまいました。その時に問題になったのは、高齢者の筋力が低下し、日常生活の自立度が低下したことでした。

しかし、高齢者ばかりでなく、若い人も生活満足度が明らかに低下していきました。

1日に5000歩を目安に歩いた方が心身の健康に良いという研究があります。5000歩未満だと気分の落ち込みなどの症状が表れるということもわかっています。

成人の歩幅はだいたい70cmと言われていますから、70cm × 5000歩 = 3.5Kmの距離です。

3.5Kmを1日のうちで分割して歩けば達成できますね。

個人差はありますが、約10分歩けば1000歩(約700m)に届きます。30分も歩けば、3000歩です。

残りの2000歩は職場や家庭で日常生活を送るだけで稼いでいるのではないでしょうか。

15年前の調査では、1日の平均歩数は成人男性で約7500歩、女性が6600歩だという結果が出ていますから、到達不可能な数字ではないということですね。

 

人間も動物だということです。じっとしすぎていると心身のバランスを崩してしまいます。