「もうけもの」

 

明石家さんまさんの「生きているだけで丸儲け」という言葉は、思い込みを捨てるのに大変有効です。

思い込みは、「そうあるべき」で私たちをがんじがらめにしてしまいます。自分の思い通りにいかないのが世の中なのに、たくさん思い込みに縛られている分だけ不自由になります。

 

「こんなに頑張っているのだから、評価されるべきだ」

「家族は私に優しくすべきだ」

「私はもっと感謝されるべきだ」

 

そうでなかった時、苦しむことになります。なかにはイライラしたり、怒り出す人もいるかも知れません。

それならば、「されるべき」「すべき」を「もうけもの」に置き換えてみたらどうでしょう。

 

「頑張って、評価されたらもうけもの」

「家族が優しくしてくれたら、もうけもの」

「感謝されたら、もうけもの」

 

世の中は、うまくいかないのが当たり前です。「有難し」だから感謝の気持ちがあふれてくるのです。

他人に依存する思い込みは、なおさら「もうけもの」です。

「生きているだけで丸儲け」なのですから、たいていのことは「もうけもの」ですね。