「3つのしごと」

 

ネットサーフィンしていると「3つのしごと」という言葉にぶつかりました。

「しごと」には、次の3種類があるというお話でした。それぞれの表現は微妙に違いましたがだいたいこんな感じでした。

 

仕事:ひとのためにはたらき、生活の糧となるもの。報酬を得るもの。

私事:自分の健康管理や家族のことなどの個人的なことがら。また、自分が好きなこと、楽しみとしてやりたいこと。

志事:自分のやりたいことを、人のためにやること。

 

「私事」は自分の関心に偏りますから、それだけに偏ると他者との関わりが薄くなって生活の糧が得にくくなります。

「仕事」だけを中心に据えると、自分を無視し続けることですから、心身ともに疲れ果て、あげくに燃え尽きてしまう恐れがあります。

ですから、「私事」と「仕事」がちょうど良いバランスをとって交わるところ、それが「志事」なのだそうです。

自分のやりたいこと(私事)を人のためにやること(仕事)が「志事」。それを続けるのならば、それは信念や志の活動となります。

意識したことはないですが、確かに長く続けられている仕事というのは「志事」の域に達している感はあります。自分のやりたいことでなければ続いていないですし、人のためにならなければ需要がないということですから、とっくに廃れているはずです。

今自分がやろうとしていることは、どの「しごと」なのか。ちょっと立ち止まって考えてみるのもいいかも知れませんね。