ひとり練習

 

ランニング・クラブに入ってでもいなければ、社会人のランニングは基本的に一人でやるもので、皆んなで一緒に走ることは滅多にありません。

練習会やイベントなどがあったら、喜んで参加するのに…と思いながら、ネットで拾ってくるのは、大抵が関東あたりが会場になっているものなので、やはり沖縄のオジサンには縁遠いものなのです。

けれども、先日の合同練習会のように皆んなでガヤガヤと励まし合って楽しくランニングするのも、とても良いのですが、残念なことに反動があります。

合同練習は、ケリー・マクゴニガルの著書にもあるように「集団運動・行動による絆の形成」がなされ「集団的な喜び」を実感します。

問題なのは、そのあとです。

その後の(いつもの日常に戻っただけの)ひとり練習にテンションがあがらなくなってしまうのです。

仕方がないですよね。楽しかったのですから。大会のあとの虚脱感にも似ています。

ただし、そんなことを言っていられないのも事実です。

何しろリアル大会が復活していくなかで、嬉し過ぎてはしゃぎすぎ、軒並みエントリーしまくってしまい、このシーズン、ハーフとフルあわせて5つの大会(あるいは、さらに2つ追加)に参加予定してしまいました。

できる時にやらなければ後悔するというのは、この3年間にずっと感じていたことでした。いつまでも当たり前にあると思うな、です。

合同練習のメンバーと本番で楽しい思い出をつくることを願いつつ、いつものようにひとり練習に向かいました。