マラソンの日

 

今日は「マラソンの日」なんだそうです。

マラソン競技の起源が、古代ギリシアの「マラトンの戦い」の故事にならったというのは有名ですね。

ギリシア軍とペルシア軍の戦いで、ギリシア軍が勝利し、その勝利を伝えるために戦場のマラトンから首都アテナイまでの40キロあまりの距離を、兵士フェイデピデスが伝令として走り、到着後に勝利を告げて絶命したというものです。

ただしマラソンの距離が42.195Kmになったのは、1908年の第4回オリンピック・ロンドン大会の時に英王室の方々が見えやすいようにとコースを変更したのが始まりで、それが今に至っているというのですから、なんとも面白いお話ですね。

また、フェイデピデスが走り終わった後に絶命したというのも、真実ではなさそうです。

確かに、当時だと100Kmぐらいは日常的に走っていそうな気もしますし、よほどの傷を負っているのでなければ使いの兵士の実力ならば楽に走破してしまうのではないかとも思います。

 

ところで、私の初マラソンは第33回NAHAマラソン(2017年12月3日)でした。

その頃、ランニングの練習は、仕事が終わったあと日が暮れてから新都心公園の周回コースで走るばかりをやっていたので、足元が暗くて下を見るクセがついてしまっていました。

本番でもそのフォームのせいで、応援の友人たちをすべてスルーしてしまい、せっかく応援に来てもらっていたのに気づくことができずに申し訳なかった思い出があります。

それ以上に、完走できるかどうか余裕がなくて、視野狭窄になるぐらい必死だったのでしょう。

「マラソンの日」にちなんで、初心を思い出す良い機会になりました。