感情を放っておく

 

誰でも調子の悪い時はあります。

不満やイライラなどで、どうにも事がスムーズに運ばない時です。

人間関係がギクシャクして、連携や協調が求められても表情が固くなってしまってネガティブオーラに包まれた不安定な状況です。

けれども、大人ですから、その感情を抱えながらでも仕事をこなさなくてはいけません。

そんな時はどうするか。

いやな感情を放っておいて、できる目前のことを実行していく。ただ黙々と作業に集中することです。

どの職業の方もそうしているでしょう。

コロナ禍の中にある多くの医療従事者が、今、そうしています。

多くの医療従事者が悲嘆の感情に包まれています。矛先の定まらない憤りを感じている方も多いでしょう。

けれども、その日のうちにやらなければならないことを、流れに沿ってこなしていくことで何とかイヤな感情に囚われないようにしています。

イヤな感情はなかなかコントロールできるものではありません。できれば無視したい。

無視するにしても、その存在を忘れるほどに小さな行動を重ねていくしかないことを経験的に知っています。

こんな時は「日常の流れ」を大切にして集中するに限ります。