映画「素晴らしき哉、人生!」

 

以前にも投稿したことがあるのですが、1946年の映画「素晴らしき哉、人生!」は、アメリカ映画協会(AFI)が選ぶ「感動の映画ベスト100」で1位にランクされるほどの名作中の名作です。

先日、Wikipediaで調べていたら「公開から50年が経過しているためパブリックドメインとなっている。」ということを初めて知りました。

ということは、どこかで無料公開している動画サイトがあるかも知れないと思って探してみました。

再度取り上げようと思ったのは、そういう理由からです。

まだ観たことのない方のために、下に共有しておきますね。

 

 

簡単にあらすじを紹介しておきます。

自分の夢を抱きながらも、過労で亡くなった父の会社を継ぐことになったジョージは、町一番の富豪で銀行家ポッターの圧力にも負けず真面目に働いてきた。やがて幼なじみのメリィと結婚したジョージは、子供にも恵まれしばらくは幸せな生活を送っていた。しかし経済恐慌やポッターからの圧力など数々の不運がジョージを襲い、彼は人生に絶望する。橋の上から身投げしようとしたその時、一瞬早く奇妙な老人が彼のそばで身投げした。ジョージは夢中になってその老人を救った。老人はクラレンスといい、自分は2級天使で翼をもらうためジョージを救ったのだと語った。

自棄になったジョージが、この世に生まれなければ良かったと洩らすと、クラレンスは彼を望みどおりジョージの生まれて来なかった幻の世界に連れて行った。そこは人情も道徳もない幻滅の世界であった。ジョージはたまらなくなって元の世界へ戻してくれと絶叫した。

再び現実に戻ったジョージは、クリスマス・イヴの祝いを待つ我が家に駆けもどった。そこへジョージの窮状を知った町中の人々が、寄付金をもって彼の家に押しかけて来た。ジョージは今さらながら人の心の温かさを知り、妻や子供たちを抱きしめて、人生の幸福をしみじみ感じた。