「頭の体操」

 

昔、子ども達がはまっていたDSの謎解きゲームが、スマホでもできるようになっていたので、何となくやってみました。

当時は子ども達ばかりで私には回ってこなかったので、どのナゾナゾも初見ということで、そこは都合が良かったです。

と言っても監修が「頭の体操」シリーズの多湖輝さんでしたから、私にとって懐かしいテイストの問題がズラリと並びました。

一筆書きやマッチ棒パズル、川渡り問題などなど。

「頭の体操」はメモ用紙をそばに置いて悪戦苦闘していましたが、今はスマホ画面がメモがわりになって便利です。

けれども、やはりひらめきは必要で、常識に囚われていると解決の突破口が見つかりません。

例えば「頭の体操」第1集のまえがきにあった例題。

「葡萄酒瓶がある。コルク栓がしてあるのだが、あいにく、栓抜きがない。瓶を割らず、コルクにも穴を開けないで、中の葡萄酒を飲むには、どうしたらよいか。」

常識のとりこになっている限り、この問題は解くことができないと作者は断言しています。

常識を捨てたあとに、ひらめきで解決に辿り着いた時の快感といったら!

それをまた経験したくて、のめりこむようなものですね。

頭をやわらかくするトレーニングは、いつでも刺激的です。