現実逃避のために読み始めたSF小説でしたが、逃避する間もないほどにあっという間に読み終えてしまいました。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」
「火星の人」(映画タイトル:オデッセイ)の作者アンディ・ウィアーの3作目の長編小説です。
どこかで「書評などは気にせず、面白さは保証するからとにかく読んでください」というレビューを目にしました。
ミステリー小説ならよくある文句ですが、宇宙SFでは初めて見たかも知れません。
その言葉を信じることにして(いつもは解説やレビューを調べてからアタリをつけるのですが)全く白紙のまま読み始めました。
確かに予備知識は全くなしに読んだ方が面白いです。
全く手がかりのない状態から、少しずつ状況が明るみになっていきます。
そして、最後は胸を熱くさせる展開が待っています。
すでに映画化が決まっているそうですね。