禅語「春来草自生」

 

禅語の言葉です。

春来たらば草自ずから生ず(春来草自生)

この言葉はストレートですね。春になればおのずと草木が生えてくるという意味です。

人は生きていれば、悲しいことや辛いことが必ずあります。身を切るような耐え難い思い、悲しい別離があります。コロナ禍のように皆が辛い経験をすることもあります。

沖縄でも救急車を呼んでも搬送先が決まらず、2時間以上も出発できない事例が出てきています。沖縄の医療崩壊は本当に静かに、世間の人が知らないうちに起こってしまったようです。

この状態がいつまで続くのか、まだ先も見えない状況で、私たちはとにかくやるべきことをやり続けなければなりません。

「春来草自生」

本当にそうなのか?必ず四季は巡ると言うけれど、氷河期ということはないのか?

これからの私たちの生活がこの言葉を実証できるのかを、見届けるつもりでいます。