「さすがに現実逃避したくて」
外来の朝のクッシュボール・ミーティングで、私の番になったので話し始めました。
「え?先生でも?」と言う声があがりましたが、それは買い被りというものです。
クッシュボール・ミーティングは、コロナ禍になって感染対策のためにクッシュボールを投げ渡さなくなりましたが、順繰りに自分の近況を報告しあうミーティングです。
「実はみんなが帰ったあと、院長室でアンプをボリュームいっぱいにあげてギターしまくっています。」
ビートルズのロックンロールナンバーと言えば「Back in the U.S.S.R.」がシンプルに楽しいのですが、ポール・マッカートニーは現在ウクライナの惨状で全ての公演のセットリストから外しています。
サー・ポール・マッカートニーに倣って「Back in the U.S.S.R.」をはずして、それ以外のロックナンバーを弾きまくることにしています。
「それからもうひとつ。現実逃避にはSF小説がぴったりです。」
本当は映画鑑賞をしたいのですが、まとまった時間がないので細切れ時間が利用できる読書で代用です。
SFやミステリは良い気分転換になりますね。
ギターと読書。今の私にとって、次につなぐ心の栄養補給になっています。