街中に住む私たちは自然の中で生きている自覚がほとんどないのですが、朝の出勤途中に日の出のタイミングが合うと、太陽とともに生活しているのだという気持ちが溢れてきます。
東の空が茜色に染まり始め、少しずつ乳白色の光が空いっぱいに広がっていきます。
同じ時刻でも時期によって太陽の高さが違いますから、季節の移り変わりも実感することになります。
梅雨に雨が降るのは当たり前ですが(降らなければそれはまた問題)、たまに前線が沖縄をよけて北上するときには、待ってましたの太陽が顔を出してきます。
しかも、すでに真夏のギラギラとした力強さをまとった太陽です。準備は既に整えていたとばかりに熱線放射をやる気満々のていです。
気が付けば、もう少しで本格的な夏が到来してきます。
世の中の痛々しいニュースを見て、当たり前に過ごすことができることのありがたさを痛感するばかりです。
世界中の人々が、この同じ太陽に見守られているはずです。
(写真は以前に晴れた日に撮った日光を浴びるシーサー)