「最初の仕事はくじ引き」

 

経営学者であり社会学者であるピーター・ドラッカーの言葉です。

 

最初の仕事はくじ引きである。

最初から適した仕事に就く確率は高くない。

 

どんな基準で最初の一歩を選択したのかを思い出すと、私の場合は大学の先輩たちや友人たちの影響が大きかったと思います。

医学部の卒業を控えて、何を専科にするか決められずにいる私に「まだ決めていないのなら、全科をローテートして決めればいい」とアドバイスしてくれたのが、先輩であり友人たちでした。

それが、県立中部病院研修の志望理由の大きなひとつとなりました。

そんな私ですから、ドラッカーが指摘するように「最初の仕事はくじ引き」という感覚はよくわかります。

そこで多くのことを学び、経験を積みながら、自分の強みを発見していくことです。

上のドラッカーの言葉は、若い方たちに伝えたい言葉です。

実際にやってみなければわからない、まずは実行してみるというのは、ここにも通用することですね。