「二コマコス倫理学」(100分de名著)

 

全国の透析施設がそうであるように、連休は関係なく勤務です。

特に予定を立てられるわけでないのですが、勤務といっても普段よりも少しだけ気持ちに余裕ができるのは事実なので、3連休の間に何か本を読みたいなと思っていました。

サンエーに入っている宮脇書店を立ち寄ってみると、NHKテキストのコーナーに「100分de名著」が平積みになっていました。

5月は「アリストテレス 二コマコス倫理学」なんですね。

 

 

「二コマコス倫理学」そのものをこの3日間で読むことなんて到底不可能ですが、100分de名著でその書物の一端を味わうことができるのならば、嬉しいことです。

現代の哲学の対象は広範囲すぎて難解な印象ですが、古代の哲学は人間の生の本質を探るテーマが主流で、そこが何より魅力だと思います。

特にギリシャ哲学は、プラトンやソクラテス、このアリストテレスの有名な哲人が勢揃いしていますので、私にとって親しみやすいです。

以前にこのブログで「幸せとは?」についてお話しました。その前にも「ニュートラルな心」についての投稿もしました。

そこかしこに、アリストテレスの名前は登場してきます。

人間の目的は幸福にあると考えるアリストテレスならではのことです。

前置きはこれぐらいにして、税込みで600円。安いものです。

さっそく衝動買いしました。