映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」

 

映画「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」の評判が良いので、配信を探してレンタルで観ました。

マルチバースの話はタイムトラベルものと同様に、理解が追いついているのか微妙なところがありますが、「スパイダーマン」の場合は、スパイダーマンの事情や背景も含めて見事にマッチしていたと思います。

先にアニメの「スパイダーマン:スパイダーバース」を観ていて、画期的だと思ったのがアニメの場合は「カトゥーンの世界」「モノクロ・ハードボイルドの世界」「日本アニメのカワイイ世界」などが一つの世界に集結してしまったこと。

アニメは「もしもあらゆる世界のヒーローが一同に集結したらどうなるか」というファンタジーを楽しませてくれました。

パラレルワールドが普通に存在するスタートレックなどは別格ですが、今までの設定をなかったことにして新しく作り直すという手法は人気シリーズものの世界ではよくなされていたことですね。

007は主役の俳優さんが変われば今までの設定がチャラになってしまいますし、マルチバースの世界観だと言ってもいいかも知れません。

今回の「ノー・ウェイ・ホーム」については、そのマルチバースが一つの世界に集結してしまうこと。

過去のヴィラン達を再登場させるには、もってこいの設定です。

ネタバレしたくないので詳細は省きますが、実際に観て嬉しい裏切りにあいました。

映画の世界では、マルチバースは今後積極的に取り入れられる設定なんだろうと思います。