感情から抜け出すための縄跳び

 

瞑想の時や坐禅を組む時もそうですが、「考えないようにする」ことはかなり難しいことです。

雑念(本人としては雑念と思っていないことが多い)が頭の中をめぐりますし、集中しようとしても、いつの間にかふと何かを考えてしまっているものです。

人は考えることさえも自分の思い通りにはならないのですね。望むようには考えることができないのです。

だから、心配事があって、いろいろくよくよ考えてしまう時に「あれこれ考えるのをやめよう」と思ってもダメな場合が多いです。

そんな時はどうするか?

古代ローマの詩人ユウェナリスが言った「健やかな身体に健やかな魂が願われるべきである」の通りです。

また、社会心理学者のエイミー・カディもTEDで発表していて、自信のないときでも自信に溢れる「力のポーズ」を取ることで、自信の感覚を高めることができるのだそうです。

つまり、あれこれと考えてしまうのなら、思い切って体を動かせ!ということなんですね。

筋トレでもストレッチでも、ラジオ体操でも。

考えても前に進まないのなら、騙されたと思って縄跳びをしてみましょう。