「その人の感情はその人の責任」という言葉をどこかで目にしました。
自分のごきげんぐらい自分でとりなさいというメッセージはよく受け取ります。
茨木のり子さんも「自分の感受性ぐらい 自分で守れ ばかものよ」と叱咤の言葉を投げかけました。
自分の感情に関しては、自分で責任を負うべきなのだと思います。
ただ、他人の感情にまで責任の範囲を広げて(結局、自分と自分の周りの全ての人の感情を!)みることは、ほとんど不可能に近いと言って良いでしょう。
だから何をしても良いということではなく、その人の反応に、責任を感じなくても良いと思うのです。
意図的に怒らせようとしたり悲しませようとしたりするのなら問題ですが、そうでなければ、「その人の感情はその人の責任」です。
それこそ、お互いさまです。
他人の感情は、その人に責任をとってもらうしかありません。そこは勘弁してねというものです。
「自分のごきげんは自分でとろう」を別の角度で表現したのが「その人の感情はその人の責任」
そう思います。