3年続けてみる

 

ギター教室に通い始めたのが2019年の3月からですから、もう満3年になります。

「弾ける」と公言するには恥ずかしいレベルに留まっていますが、それでも、(もっぱらビートルズの曲ばっかりですが)ギターを掻き鳴らして楽しめるぐらいには上達(?)したと思います。

ギター講師の先生にも話したのですが、週にわずか1時間の教室の時間が私にとっての心のオアシスでした。

コロナ禍でどこにもいけない時などは、ギターでひとりで数時間はつぶせるようになりました。

これがいかに私のメンタルを救ってくれたか知れません。

「ギターっていいよね。いや、音楽っていいよね」

立派なプロの音楽家である講師の先生と、そういう話題で共感しあえる自分が、(もちろんうんと背伸びをしていますが)照れくさくても嬉しいのでした。

以前に「石の上にも3年」という言葉は、趣味の世界にこそ当てはまるということを書いた覚えがあります。

確かその時はランニングについての話で、最初は誰もが初心者だけれども、3年続けてみたら向上心が芽生えて一段上の楽しみ方ができる、というような話でした。

ギターにもそれが当てはまると思っています。

私は皆さんに「新しく始める趣味はとにかく3年続けてみよう」ということを提言したいです。

この2月から新たに「俳句」を趣味にしたいと思いました。俳句の世界では「多作多捨(たさくたしゃ)」という言葉があるそうですね。

文字通り「たくさん作ってたくさん捨てる」という意味です。

初心者が中級者のレベルになるためには10000句を詠めとも言われているらしいです。

1日10句として…。

面白いのは、1日10句を詠んだとして、1年で3650句。約3年で10000句に到達する計算になることです。

ここにも「3年」というスパンが登場しました。私には偶然の数字に思えません。

(もちろん、我田引水できるものは何でも利用する悪いクセです(笑))