「ブルース・ブラザース」

 

第6波のせいで、どこにも出かけられない生活に戻ってしまったので、映画配信ばかり観ています。

今はコンテンツが溢れているので、映画好きとしては嬉しい限りです。

ただし、この歳になると新しい映画ばかりでなく、青春時代を過ごした懐かしい映画にも食指が動いてしまうものです。

先日、観たのは、1981年に公開された「ブルース・ブラザース」

とにかく、型破りの映画でした。当時、高校生の私は「かっこいい」という友人たちに付き合う形をとっていましたが、若すぎた私はR&Bやソウルミュージックに今一つ乗れずにいたことを覚えています。

ただし、主演の2人組ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドのファッションは、素直に「イケてる」と思っていました。

今、観返すと、かなりハチャメチャな映画でした。記憶に残っていたよりも、ハチャメチャ、ドタバタ、痛快です。いわゆる「行く先々で大騒動を巻き起こす」の典型でした。ムチャクチャです。

これは、大人になって観るべき映画だったのかなとも思います。

昔は皆がハチャメチャだっただろ?と言われているようで、ちょっと冒険心をくすぐられる感じです。

当時、今一つだったR&Bやソウルの曲も、だいぶ心と体に沁みました。

年齢によって、受け取り方が違ってくるという実例ですね。

ジェイクとエルウッドの兄弟は、まるっきり虚像ですが、だからこそ憧れるのは、彼らがヒーローそのものだからでしょう。