今日は「スタンフォード式人生を変える運動の科学」(ケリー・マクゴニガル著)についてのお話です。
この本の内容について、こんな紹介文がありました。
「運動の効用は、健康増進やダイエットにとどまらない。やりとげる力、他者との絆、困難に立ち向かう勇気。人生を充実させるすべてが、体を動かすことで手に入る。」
私はこの本の「おわりに」にある、著者からの13行のメッセージが好きです。
体を動かすこと、運動することの可能性と喜びがつまっていますし、それを共有しようとする著者の姿勢に共感します。
下に引用しますね。
身体のなかでまだ動く部分を、感謝の気持ちをもって動かそう。
ひとりのときも、仲間と一緒のときも、体を動かそう。
家のなかでも、屋外でも、体を動かそう。
音楽に合わせて体を動かそう。静寂のなかでも、体を動かそう。
自分にとって意義のある目標を設定しよう。
少しずつ挑戦し、やがて意欲的なチャレンジを達成しよう。
新しい体験を求め、新しい自分に出会おう。
運動することでどんな気分になるか、自分にどんな変化が起きるかに注目しよう。
身体の声に耳を澄ませよう。
自分にとって心地よく感じることをしよう。
たとえ話や比喩をおおいに活用しよう。
刺激を与えてくれ、温かく迎えてくれる、場所や人びとやコミュニティを探そう。
喜びの糸をできるだけ長く手繰り寄せていこう。
運動することに決まった方法があるわけではありません。自分が喜ぶことを素直に行ってみるだけです。自分が楽しいと思うことをしましょう。