The Beatles – Let It Be | Special Edition

The Beatlesのアルバム「Let It Be」が発売されたのが1970年5月。

今年50年を迎えます。

50年ですから、ファンはやはり期待するものです。

というのも、過去にアルバムの「スペシャル・エディション」が、2017年『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』、2018年『ザ・ビートルズ (ホワイト・アルバム)』、2019年の『アビイ・ロード』の3作が発売されていたからです。

ただ、この「Let It Be」は、事実上The Beatlesが解散後に発売されたアルバムということもあり、さらに映画「Let It Be」のネガティブなイメージも重なって、ファンの間では「スペシャル・エディションは作られないのではないか」という懸念も漂っていました。

今年の夏ごろに「スペシャル・エディション」発売の告知と予約受付が開始された時は、世界中のファンがざわつきました。

そして10月15日に全世界同時に発売開始となりました。

 

ブックレットに載せたポールの序文が胸を打ちます。

「映画『レット・イット・ビー』のオリジナル版は、THE BEATLESの解散と関係していた。だから僕は、かなり悲しい作品だとずっと感じてきた。けれど今回の新しい映画は、メンバー4人の間にあった友情と愛情を映し出している。ここには、僕らが一緒に過ごした素晴らしい時間も記録されている。新たにリマスタリングされたアルバム『Let It Be』と共に、これはあの時代を思い出させてくれる力強い作品となっている。僕が思い出したいTHE BEATLESはこういうTHE BEATLESだった」

 

アップルミュージックなどのサブスクでも聞くことができますから、ぜひお聞きください。