今月のある雑誌の特集が「冒険」でした。
思い返せば、昭和のアニメブームで育ってきた私の周りには「冒険」の文字が数多く存在していました。
ちょっと思い返すだけでも「ガンバの冒険」「みつばちマーヤの冒険」「太陽の王子ホルスの冒険」「トムソーヤーの冒険」など…。
今の時代は気軽に異世界に行けたり転生したりしますが、私たちの当時の冒険アニメの世界は動物や昆虫の世界などが舞台でした。
「山ねずみロッキーチャック」「昆虫物語みなしごハッチ」などはその典型ですね。
海外の児童文学を原作としたアニメは、外国が舞台となります。例えば「ニルスのふしぎな旅」「小さなバイキング ビッケ」などはスウェーデンですし、名作「アルプスの少女ハイジ」はもちろんスイス、「ムーミン」はフィンランドです。
今でも根強い人気のある「宝島」などはイギリスで、原作の設定を守りながら解釈を大胆に変えた敵役ジョン・シルバーの存在感は、その世界観にたまらない魅力を与えました。
私がちょうど小学生の時ですから、放送の翌日は学校で友達とおさらいをしたものです。
オジサンになった今は、DVD-BOXを大人買いして、たまに一気見します。
私の至福の時間となります。