「年をとる」

 

期せずして、似たような言葉(名言?)に出会いました。

まず、劇作家のジョージ・バーナード・ショーの言葉です。

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年をとったから遊ばなくなるのではない

遊ばなくなるから年をとるのだ

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そして、先日紹介した「Born to Run」の文中にあった言葉。

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人は年をとるから走るのをやめるのではない

走るのをやめるから年をとるのだ

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二つの言葉はどれも「年をとる」をネガティブな意味で捉えています。

この場合、「衰える」「弱まる」という言葉に置き換えても、ほぼ通じるほどです。

「遊ぶ」には、好奇心や冒険心、意欲が溢れるなど、エネルギーの高まりが必要です。

「走る」は、アクティブの代名詞です。

一般的には高齢の方は「走る」イメージはありません。

けれども、マラソン大会に参加したら思い知るのですが、自分よりも年齢が上の方にどんどん追い抜かれます。

これは、ほかのスポーツではありえないことです。

確か、直近のおきなわマラソンの最高齢完走者が85歳でした。NAHAマラソンも82歳ぐらいだったと思います。

「遊ぶ」と「走る」と「年をとる」

これらの関係性を、上の言葉が全てではないにしても、どこか信じたい自分がいます。