The Beatles の10枚目のアルバム「The Beatles」(通称「ホワイト・アルバム」)の1曲目に収録されている曲です。
ポール・マッカートニーが作った、パロディなんだそうです。
Wikipediaによると、「チャック・ベリーの「バック・イン・ザ・USA」のパロディーで、同作品のアメリカをソビエト連邦(USSR)に置き換えたものである。サビの歌詞とコーラスの形態はザ・ビーチ・ボーイズの「カリフォルニア・ガールズ」のパロディーとなっている。実際この曲は、1968年2月から3月にかけてインドのリシケーシュで行われたマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの元での修行中に作曲され、同じ目的でリシケシに滞在していたザ・ビーチ・ボーイズのマイク・ラヴが、作曲にあたって多少のアイデアを提供したことを公言している。」ということでした。
パロディだとしても、最初のジェット機のエンジン音が流れる瞬間から、一気にテンションがあがる曲です。
発表当時は、ソビエト連邦ではレコードの販売許可が下りなかったようですが、海賊版が出回り若者の間では人気が高かったそうです。
時代は流れて、2003年にポール自身が、モスクワの赤の広場で開催されたライブで演奏しています。
YouTubeにはその映像が残っていて、冒頭0:15にプーチン大統領の姿が見えます。