外来に、ある程度の時間を暑熱環境下で作業をしていた方が「気分が悪くなって吐いた。頭痛がする」ということで受診してきました。
本人は熱中症を疑って途中で作業を中断して帰宅し、クーラーの効いた部屋で少し休んでから、来院したとのことでした。
早い対応が良かったのでしょう。幸いに、来院した頃には症状が軽くなっていましたし、補液をするだけで症状がすっかり良くなっていました。
マスクをして作業をする方も多く、熱中症のリスクは例年以上に高くなっています。
マスクをしなければならない状況以外は、人と人の距離が十分離れていれば、マスクはできる限りはずしましょう。
熱中症を甘く考えている人はいないでしょうが、まさか自分がなるとは思っていない人がほとんどだと思います。
例年なら大丈夫な環境も、マスクをしている状況では熱中症になってしまうかも知れません。
沖縄は、しばらくは晴れマークが並んでいます。
お互いに声をかけあって、熱中症の予防を心がけていきましょう。