2日前は、満月でした。
今回の満月は苺月、つまりストロベリームーンという呼び方をするのだそうです。
ストロベリームーンと聞いて「月が苺色に染まるの?」と訊くのは日本人だけだそうですね。
実際に赤色に染まる月をイメージしてのことなのでしょうが、実際には苺の収穫の時期の満月だから、そういう名前がついているのだそうです。
これは、アメリカの先住民の風習が由来だそうで、実は6月だけでなく、月ごとに名称があるんですね。
1月…狼月(ウルフ・ムーン)
2月…雪月(スノー・ムーン)
3月…芋虫月(ウォーム・ムーン)
4月…桃色月(ピンク・ムーン)
5月…花月(フラワー・ムーン)
6月…苺月(ストロベリー・ムーン)
7月…男鹿月(バック・ムーン)
8月…チョウザメ月(スタージョン・ムーン)
9月…収穫月(ハーベスト・ムーン)
10月…狩猟月(ハンターズ・ムーン)
11月…ビーバー月(ビーバー・ムーン)
12月…寒月(コールド・ムーン)
十二支に登場する動物が、なぜあのメンバーになってどのようにして順番が決まったのか、という民話があるぐらいですから、この月の呼び名に関する逸話(民話)も豊富にありそうです。
さて、今回のストロベリー・ムーンは「半影月食」のおまけつきでした。
つまり、部分月食がみられたそうです。
娘が「お父さん、月食って満月の時にしか起きないってよ」と教えてくれました。
改めて言葉にされて「なるほど」と思いましたが、よく考えたらそうです。
満月とは、地球を真ん中にして月と太陽が正反対の位置にならぶ瞬間に見られるものです。
つまり、太陽→地球→月の順番に、この3つが一直線にならぶ瞬間です。
月食は地球の影が月にかかる現象ですから、満月でないと起こらないことになります。
言葉や文字にして改めて気づかされることって、ありますね。