コロナ禍で、ほぼ全ての集会が自粛・中止となっていたのが、政府の自粛解除の発表から少しずつですが段階的に緩和されてきました。
自粛の間、可能なものはネットを使ってリモートで行う試みも多くなされました。
私は、普段から新しもの好きで変わったものに興味津々な方ですから、リモートというだけで何だか新しい風に吹かれているようで、憧れていた近未来にちょっとだけ触れた気がしていたものでした。
リモート会議しかり。オンラインレッスンしかり。ついでにリモート飲み会しかり。
沖縄透析医会の緊急のリモート会議の開催は、自粛真っ最中の頃で、透析患者さんが感染した場合の事前の段取りを協議する場として、非常に有意義なものでした。
オンラインレッスンも、練習のモチベーションを継続させるという意味で、かなり有効だったと思います。
リモート飲み会も(普段はお酒を飲まないのですが)自由な格好で好きなように飲める(そしてそのまま横になって寝れる)ということで、いつも以上に飲みすぎたほどでした。
でも、自粛緩和してはっきりとわかったのですが、対面の方が断然良い!
人とのコミュニケーションは、耳から入る音声やモニター越しに見える表情だけでは十分に成立しないということが、改めて再確認することになりました。
今まで当然すぎて、何とも思わなかったことで、本当はとても大切だったのだと認識したのが「人との対面」です。
2メートルの距離が開いていてもいいのです。
やはり、対面して、その人の雰囲気を感じることができるのは大切なことです。
「当たり前であることが幸せ」でした。
「幸せは当たり前の中にある」と言い換えてもいいかも知れませんね。