今朝などは床が濡れているかと思うほど湿度が高くなっていましたし、除湿器をフル稼働していても湿度計が70%近い数値を表示していました。
沖縄は梅雨入り宣言していて、晴れていなくても気温が確実に上昇しています。
5月は、人の体がまだ暑熱環境に慣れていない時期ですから、熱中症の発生が多い時期です。
なにしろ今年は、Stay Homeで運動をしなかった体が、適切に汗をかく体になっていない可能性があります。
加えて、マスクを着用しなければならない状況は当分続きます。
先日、バフ・ランしてみましたが、息苦しいというよりも、熱さにまいりました。マスクで口をふさぐことは、思った以上に体から熱を放出することができなくなるようです。
考えてみれば、マスクをしていない時は、外の空気を吸い込み、鼻、気管、肺で温められた息を吐き出します。体から温かい空気を出して、体温よりも低い空気を吸い込んで、体を冷やしているわけです。
マスク着用の時は、温かいままの吐いた息をほとんどそのまま吸い込みますから、冷却作用がほとんどないのですね。むしろ、感覚としては余計に温かくなっていくかも知れません。
また、熱中症予防には水分をこまめに補給しなければなりませんが、マスクをはずして飲水…という手間が、補給のタイミングを遅らせてしまうのではないかとも思います。
今年は、特に熱中症に気をつけなければなりません。
熱中症の予防の第一歩は、とにかくお互いに声かけすることです。
いつも言われていることですが、屋内での熱中症が多いということも周知しなければなりません。