他院通院中で内科の慢性疾患をお持ちの方が、「薬が切れたから薬を処方して欲しい」と言って突然にクリニックに受診する場合があります。
薬の処方は診療の一部ですが、全てではありません。
かかりつけ医は治療計画を立てているでしょうし、将来的なリスクも含めて包括的に経過をみていることでしょう。
短期、中期、長期の視点で、診療を行っているはずです。
なかには今までのかかりつけ医に話をせず、転院希望とのことで受診される方もいらっしゃいます。
前述の通り、内科疾患は経過が大切なことが多く、かかりつけ医は将来的な展望も含めて診療しているものです。
ですから、転院を希望される方には、前医からの診療情報提供書を準備いただくようお願いしています。
大切なことですので、ご理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。