「緊急でない」かつ「重要」なこと

 

「7つの習慣」の第3の習慣「最優先事項を優先する」という項目は、生活していくうえで参考になります。

この本では「緊急/緊急でない」「重要/重要でない」の四つのマトリックスで考えることを推奨しています。

そして、四つで分けられたなかで「緊急でない」かつ「重要」なことが、優先すべき領域であると結論づけています。

例としてあげられているのが、こんな項目です。

○運動

○人間関係づくり

○勉強や研修会への参加

○内省

 

1日単位の視点しか持っていないと、その場その時の要請に応えるだけで終わってしまうものです。

いつの間にか夕方になり、終業時間になって帰宅する。それから、家のこと、家族のことをして、床に就く。

1週間単位で「運動」や「勉強」など、自分の重要事項を計画することができれば、たとえ計画だけでも、自分の人生を有意義に過ごそうと思えます。

その計画の何分の1しか実行できなかったとしても、1日単位で終わってしまうよりは充実感が違います。

私は「ほぼ日手帳」にいろいろと落書きをするなかで、自分にとって大切なものを見つけようとしてきました。

まだ途中ですが、自分の「緊急でない」かつ「重要」なことは、見えるものではなく、試行錯誤しながらいつの間にかわかっていくものなんだと信じています。