禅語に「日々是好日」という言葉があります。
解釈としては「その日一日を一喜一憂することなく、良き日としてありのままに生きる。」というのが一般的ですね。
これに似た言葉で、相田みつをさんがこんな言葉をおっしゃっていました。
雨の日には 雨の中を 風の日には 風の中を
同じことをおっしゃった人が、まだおりました。
作家の吉川英治さんです。
晴れた日は晴れを愛し 雨の日は雨を愛す
楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ
そして、詩人の堀口大學さん
雨の日は、雨を愛そう
風の日は、風を好もう
晴れた日は、散歩しよう
貧しくば、心に富もう
雨の日も風の日も、心から人生を楽しむ。
そういう境地は確かに憧れますが、なかなか凡人には難しいところです。