映画「キング・オブ・コメディ」

 

「ジョーカー」を理解するには「タクシードライバー」と「キング・オブ・コメディ」を観るべし!と映画通の方が言っていて、それ以来ずっと気になっていました。

どちらもマーティン・スコセッシ監督とロバート・デ・ニーロがタッグを組んだ映画です。

そして、先日やっと二つ目の「キング・オブ・コメディ」を観ることができました。

この映画は1982年公開なので、時代的にはタクシードライバーから6年経っています。

役作りのためか、6年という年月がそうさせたのか、ロバート・デ・ニーロの体つきが明らかに違っていたのが印象的でした。

しかし、どちらの映画も社会の片隅に生きる孤独の人間であることは変わりがなく、主人公のルパート・パプキン(ロバート・デ・ニーロ)は妄想と現実との区別がつかなくなっていきます。

映画サイトからのあらすじです。

コメディアン志望の青年ルパートは、有名コメディアンのジェリーに接触し自分を売り込もうとするが全く相手にされない。そこでルパートは、ジェリーの熱狂的ファンである女性マーシャと手を組んでジェリーを誘拐し、自らのテレビ出演を要求する…。

テレビの人気番組のコメディアンに勝手に親近感を持ち、自分の妄想の中で自分の都合の良いように話を作り上げていく…。

そのプロットは「ジョーカー」にも取り入れられており、人気コメディアンの役を「ジョーカー」ではロバート・デ・ニーロが演じているのが、興味深いところです。

「ジョーカー」が単なる「バットマン」のスピンオフ映画ではなく、ゴッサムシティを舞台にした「タクシードライバー」と「キング・オブ・コメディ」をオマージュした映画なのだということがよくわかりました。

マーティン・スコセッシ監督へのリスペクトの表現なのでしょう。

傑作に仕上がった理由がわかった気がしました。

 

 

 

 

 

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