いわゆる「いじわるなぞなぞ」に取り組むことは、ファンタジーの中で遊ぶのと一緒で、どんなにあり得そうにないことも、候補の解決策として考えてみることが大切であることを思い知らせてくれます。
いつもと違った視点で考えることや、間違った前提で解釈していないかをもう一度洗いなおしてみることです。
…ということで、「いじわるなぞなぞ」をいくつか出題してみます。
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1.「先週、僕は寝室のあかりを消して、部屋が暗くなる前にベッドに入ろうとしたんだ。ベッドからあかりのスイッチまで3メートル離れていたんだけど、どうやったかわかるかい?」
2.「伯母さんは僕のアパートに来るときいつでも5階も下のフロアで降りて、わざわざ階段をのぼってくるんだ。なぜだかわかるかい?」
3.「けさ、私はイヤリングを1個、コーヒーの中に落としてしまいました。カップはいっぱいだったのにイヤリングは濡れませんでした。どうしてでしょうか?」
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「いじわるなぞなぞ」の答えがひらめくときって、快感です。
逆に、答えまでたどり着かずに、答えを教えてもらったときは、腹が立つかも知れません。
(なにしろ「いじわる」だと宣言しているのですから)
どの問題も、昔から類似のものがあるような典型的な「なぞなぞ」ですから、少し考えてみることをおすすめします。
楽しみは残しておいた方が良いですから。