健康オタクのすすめ

 

主に生活習慣による肥満から引き起こされるメタボリックシンドロームは、健診で診断されることが多いです。

実は、それよりも先にご本人が「自覚」されていることが多いかも知れません。

健診の各種検査項目には「検査基準値」の範囲が明示されていて、値からわずかでも外れると「L」(低値)や「H」(高値)のマークがつきます。

この値をもとにして「アルコールを減らし、食事療法や運動をして基準内になるようにしましょう」などとアドバイスされます。

このように医療は「異常の是正」が優先されてしまうことが多いのが実状です。

しかし、ことメタボリックシンドロームに関しては、受診された方に「正しい」「望ましい」状態を強制してしまう医者は敬遠されがちです。

(言われなくても、そんなのわかっている!)

顔の表情に感情が素直に出てしまう方が少なくありません。

もともとの健診の目的をここで改めて挙げてみます。

「将来的に起こりうる疾患の予兆を分析し、それを未然に防ぐため、生活の質の改善につながる援助を行うこと」

この目的を、医師も、健診を受けた人も、忘れがちになってしまいます。

検査値の異常に意識を集中してしまうのです。

「異常の是正」は最終の目的ではありません。

 

健診で異常が見つかり、再検あるいは精査目的で受診された方のほとんどに、私はあるお願いをしています。

「今まで自分の健康について考えたこともなかったでしょう。これを機会に『健康オタク』になってみませんか?」

そして「自分の健康に良いと思うことは何でもやってみませんか?」とおすすめしています。

それが、ウォーキングでもスクワットでも亜麻仁油でもサバ缶でもプチ断食でも良いのだと思います。

私が聞いたこともない健康法が飛び出したりしてびっくりすることもあります。但し、試しながら、それで本当に良いのか、血液検査などで不都合がないかチェックすることは絶対に必要です。

自分の体のことを考え、健康に良いと思うことをいろいろ試してみることは、気持ちも前向きになりますね。

 

 

 

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