今回の台風17号には、だいぶ油断してしまいました。
沖縄近海の海水温が高いということは知っていましたが、発達しても本島をかするぐらいだろうと高を括っていたのです。
最接近前日の金曜日の夜はオーバーナイト透析の宿直でクリニックに詰めていました。
合間にバス協会のサイトを開くと「21日(土)の運行の可否は午前3時30分に決定する」とあります。
次第に窓ガラスをたたく風雨も強くなってきていて、台風進路の予報円も宮古島と本島を巻き込むように大きくなっていました。
午前5時前には起きて、診療が可能かどうかを最終決定しました。
「休診」を決定した後も、やることが幾つかあります。
土曜日に透析を予定していた患者さん達へ連絡し、スケジュールの変更を説明したり、スタッフへ勤務変更の連絡をしたり、外来診療の休診を告げる貼り紙を印刷したり。
それから外来については、受付の電話番をして、外来の休診を確認する患者さん達や業者さん達からの問い合わせの対応をしていました。
結局、帰宅したのが午後4時頃になっていました。
いつもの台風なら、サッシの下側からの「うちあめ」対策にガムテープで塞ぐのですが、それもできずにいました。
午後9時頃になって停電してないか不安になり、「うちあめ」の具合も確かめたくてパトロールしに来たのですが、油断していた割には被害が少ないようでした。
沖縄近海で発生したり、発達する台風には、いつも以上に要注意なのだと勉強になりました。