「1日に3回は自分の死について考えること」
タイ原始仏教の高僧の教えです。弟子たちへの宿題にしていたそうです。
日常の生活に埋もれてしまって薄くぼやけているかも知れませんが、死はヒト全員に運命づけられている事実です。
その時が来るまで、あまり意識したくもありませんし、できることなら、ないものとして暮らしていきたいです。
けれども、全ての現象は常ならず、です。
どんな立派な建造物も、木々や森、山さえも、時の流れとともに変化していきます。
それは人との関わりやつながりも同じことですね。大切だった仲間とも、いずれ別れの時が来るものです。
寂しくて悲しいことですが、全ては無常の法則に従っています。
それだけでなく、自分の心や体でさえ、自分の意のままにコントロールできません。
だからこそ、仲間を大切に、自分の心や体を大切にしたいと思います。