映画「トランス・ワールド」

 

映画「トランス・ワールド」

ジャンルとしてはサスペンス・ミステリーということになるのでしょうか。

「世にも奇妙な物語」を映画版で観ているような感覚でした。

(似たような設定は確かあったような気がします。)

大きな仕掛けはないのですが、少しずつ謎が解き明かされる過程もしっかりと描かれていて脚本に好感が持てました。

おそらく全国の映画館の興行ラインに乗るような大作ではありませんから、今まで目に止まることもなかったのでしょう。

私はこういう映画が大好きで、ちょうど掘り出し物でもあてたような気分です。

あらすじです。

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人里離れた森の中で、夫とドライブ中にガス欠になり、ガソリンを買いに行った夫を待つサマンサは、同じように車のトラブルで立ち往生しているトムに遭遇し、無人のキャビンで一緒に夫を待つことに。そこに、もう一人、ジョディと名乗る女が現れる。寒さと飢えに震えながら、3人は奇妙なことに気づく。何度森に出ても、キャビンに戻ってきてしまうのだ。さらには、3人それぞれが認識している現在地や時代が全く違うことに驚愕する――。彼らは一体なぜこの場所にたどり着いたのか?

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自分が今ある現状は、点で成り立っているのではなく、過去から連続した線上にあるもの。

そして、それは自分の枠を超えて血の繋がりが形を成していったもの。

そういう前提があってのドラマですが、何度も言うようですが、面白かったです。

 

 

 

 

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