時間の歩み

 

ドイツの詩人シラーが次のような言葉を遺したと言われています。(出典はよくわからないらしいです)  

 

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時間の歩みは三重です

ためらいがちに、未来はこちらにやってきます

矢のように早く、現在は飛び去り、

永遠に静かに、過去は立ち止まっています

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現在(今)という瞬間は、本当にあっと言う間に過ぎ去っていきます。

ですから、「今」にブレーキをかけて止(とど)めようとしても、無駄なあがきです。

「今」が飛び去るというのは、刻一刻と変化していっているということ。

エントロピーの法則を持ち出さなくても、時間の歩みは変化を生み出します。

変化は、それを望む望まないに関わらず、必然的に起こるものです。

アメリカの詩人ロバート・フロストが言った言葉。

「人生で学んだすべては、3語で表せる。『 it goes on』(続きがある)」

続くからこそ、変化し続ける。あるいは、変化するから、続く。

これは大切なことだと思います。

 

 

 

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