部分と全体

 

パート(部分)を学び、理解していて、練習もして、覚えていても、いざ全体を通すとつながりません。

ひとつひとつの分断されたパートについては集中できても、複数のパートをまたぐ頃には息切れをして乱れてしまいます。

パートとパートのつなぎ目に対する準備も必要ですし、全体をつなげる一貫したコンセプトをわかっていなければなりません。

テーマがあやふやならば、パートが分断されても仕方がありませんね。

全体を俯瞰する視線を持つことが大切だということです。

それを的確に表現した、良い言葉がありました。

「全体は部分の総和に勝る」

これはあらゆることに通じるような気がします。

けれども、部分というのは基本となるものですね。単位と言い換えても良いかも知れません。部分は常に重要で疎かにできるものではありません。

例えば、1日という単位。1日1日を積み重ねて、週、月、年の長さになります。

1日と1日をつなぐものが、テーマです。

テーマを方向性と解釈してみると、わかりやすいでしょうか。

テーマを理解して全体を見渡す。そのうえでパートに力を尽くす。

少なくとも、自分が何をやっているのかを理解することは、迷子にならずにすみます。

 

 

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