できないことの練習を楽しむには、できたときの喜びを知るに限ります。
コツコツ練習して、できないことが少しできるようになったとき、嬉しさがこみあげてきます。
嬉しいときは、自画自賛して「よくがんばったよな~」とねぎらってあげます。
ただし、その「少しできた」というのが、わかりにくい。
成長の変化がわずかだったり、遅かったりすると、自分でもずっと足踏みしているのだと錯覚してしまうものです。
だから、記録が大事です。
数字で記録できるものは、わかりやすいですね。
時間、距離、速さ、回数、強さ、重さなど…。
修練の度合いを記録するには、動画が便利です。
今はスマホなどで気楽に綺麗な動画が撮れますから、動画の記録もかなり身近な手段になってきました。
それから、気持ちの変化を記録するには?
これは、昔ながらの手法が一番ですね。そうです。日記です。
日記が面倒臭かったら、その日に浮かんだ言葉を記すだけでも良いですね。
私の場合、7分間のマインドフルネス瞑想のあと、浮かんできた言葉をノートに月日とともに記録しています。
つまり、雑念を記録したものですが、この「雑念記録帳」が結構おもしろいのです。
以前には動揺して仕方なかったことに対して、自分でも違った反応で返したこと。
記録していると、それがわかってきます。
ぜひおすすめしたいです。